※本記事は新作「モンスターハンタークロス」に関するネタバレ要素を含みますので御注意くださいm(_ _)m

 村★4クエストのナルガクルガを討伐したことで、念願だった「ヒドゥンエッジ」が作成可能になりました!
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 優秀な斬れ味と飛び抜けた会心率。ナルガのブレードと骨をそのまま武器として使用したかのような武骨な見た目。
 あとは、武器を振った時に響く風切り音の心地良さとか。過去作に引き続いて、かな~り個人的な好みにマッチした性能の片手剣です。

 今作では「会心の刃薬」の恩恵によってこの武器の会心率を70%にまで簡単に引き上げる事ができますし、あとは「見切り+α」「挑戦者+α」スキルでも発動させてやれば夢の会心率100%到達もそう難しい話ではなさそうですね。


■ 片手剣×ブシドー ■
 さて、村★4クエストの続きですが。
 さっそく作成したばかりのヒドゥンエッジを担ぎ、この片手剣をブシドースタイルで運用していくことにします。
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 ブナハシリーズで「業物」を発動。お守りで「乗り名人」、あとは5スロスキルを適当に、という構成です。
 ブシドー片手剣はジャスト回避からジャンプ攻撃を繰り出すことが出来るようになるので、ようやく「乗り+10」のお守りを活用できる場面が巡ってきた気がしますね。


 この装備で向かうクエストは「ショウグンギザミを愛でたくて」。MHP2G以来となる久しぶりの出番が回ってきたショウグンギザミが出現するクエストなのですが、その舞台となるフィールドは待望の「火山」
 そして火山と言えば、モンスターとの本格的なバトルに突入する前にやっておくことがありますね。
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 そう、みんな大好き炭鉱夫です(笑)

 紅蓮石、ドラグライト鉱石、なぞのお守りにさびた塊、と。
 ここで掘っておきたい鉱石系アイテムは色々とあって、とりわけ「ドラグライト鉱石」は様々な武器の生産・強化にこれでもかという位の量を要求されるアイテムですので、正直どれだけ掘っても全然足りないくらい。
 過去作ではそれほど力を入れた記憶も無かった鉱石採掘作業なのですが、今作ではそれが一転して常時鉱石貧乏ハンター状態。あげくモンニャン隊までもを火山に常時派遣することで、ようやくかろうじて武器強化を進めることができているという現状でしょうか(^^;)

 というわけで、ポーチ一杯になるまで余すことなく採集・採掘を繰り返したあと、一旦「モドリ玉」を使用してBCへ帰還。収集した全アイテムを転がしニャン次郎に預けてから、ようやくのことショウグンギザミが待つエリアに向かい戦闘開始します。

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 「会心の刃薬」を使用して、会心率70%のナルガ片手剣でズバズバっと。

 ショウグンギザミは両腕のハサミによる細かい攻撃を頻繁に繰り出してくるモンスターなのでジャスト回避の狙い易いタイプのモンスター。ギザミと同じようなタイプのモンスターであるダイミョウザザミと並んで、ブシドースタイルの練習相手としては格好のターゲットになると思います。
 ちなみにギザミの行動パターンとしては、爪による攻撃で裂傷やられ状態を与えてくるという新要素こそ追加されていますが、それ以外は昔ながらのショウグンギザミという感じ。細かい回避行動でギザミの攻撃をかわしながら、あとはお互いゼロ距離でひたすら攻撃を繰り出しあうような戦闘スタイルになるので片手剣との相性も良好です。

 ただ、両腕の爪を横一杯に広げた態勢で突進してくる攻撃だけは事前の予備動作が少なく、なおかつ突進自体も普段の接近行動とほぼ変わらない移動速度なので、その違いを初見で見分けるのがなかなかに困難。本当にさりげなく繰り出してくる技なので少々厄介だなぁ、って感じでした。


 そして、ギザミ狩猟完了後もずっとブシドー片手を使い続けてみたのですが、ブシドータイプの本領を最も発揮できるモンスターはというと、それはフルフルだったのかもしれません。(これは★4のモンスターと戦ってみただけの印象ですが。)
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 フルフルは全体的に動作が緩慢なモンスターで、それゆえ自身の周囲に群がるハンターをまとめて一気になぎ払うタイプの多彩な攻撃手段を持っています。(バインドボイス、放電攻撃、尻尾回転攻撃、あとは飛び上がった際に発生する風圧なども。)
 それは裏を返せば、ハンターがフルフルに対してどの角度に立っていたとしてもジャスト回避を発動できるチャンスがある事を意味するわけで、ソロ・マルチを問わずブシドースタイルのジャストアクションを狙えるチャンスが其処此処に存在していることになるので、このスタイルの強みを最大限発揮できる機会に恵まれます。

 とくに、過去作までは近接武器にとっては遠くから眺めている他なかった「放電攻撃」。アンタッチャブルだったこの攻撃に対してジャスト回避という効果的なカウンター技を獲得できた事にはちょっとした感動すら覚えるほどでした。
 時には放電状態のフルフルに敢えて自ら前転回避で飛び込むことでジャスト回避を無理やり誘発させ、そのジャスト回避の効果によって放電の攻撃判定が消失し隙だらけの状態になったフルフルに対してジャストアクションによる強烈な反撃を見舞う。という、今までに無い強引な手法が可能になったことは物凄く新鮮で驚きのシーンでした。
 きっとこれは、他のスタイルではちょっと真似することができないブシドースタイルならではの戦い方・強みとなるのでしょう。

 あとは村★4ではフルフルのほか、ガララアジャラのような今までは特定の対策スキル無しではストレスフルだったモンスターに極めて有効で、ブシドースタイルはそのようなタイプのモンスター相手にこそ真価を発揮するスタイルなんだと、この時点で強く実感させれられました。
 正直なところ、村クエスト序盤に登場するモンスターに対してはあまりジャスト回避を活用する機会が無く「微妙だなぁ」と感じていたブシドースタイルでしたけれど、村クエ終盤に差し掛かったこの★4クエストに至りその(自分の中での)評価は一変しましたね(^^)

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 村★4の緊急クエストの相手イャンガルルガもまた同様の嫌らしいモンスターであり、ここでもブシドースタイルが大活躍。
 咆哮や風圧をいとも簡単にすり抜けてからのカウンタージャンプ攻撃。さらには「減気の刃薬」を用いた打撃片手剣戦略もミックスしてガルルガを攻め続けた結果、乗りダウン・スタン・疲労状態をそれぞれ2回ずつ奪取しての完封勝利。
 前作MH4シリーズを通してずっと苦しめられてきた感のあったイャンガルルガ(VS片手剣)でしたけれど、今作で乗りとスタン能力、そしてなによりジャスト回避という強力な回避能力を得た事でググッと戦いやすくなった印象でした。


 というわけで、村★4はブシドースタイルを活用して一気に駆け抜けることができました。
 4大メインモンスターとの初遭遇という強烈な山場があった★3に比べると、旧作から復帰参戦のモンスターばかりで幾分インパクトにかけるランク(★4)だったようにも思えますが・・・・・・。

 それはまあ、いわゆる「嵐の前の静けさ」ってヤツなのでしょう。なにせ、続く★5ではいよいよ4大モンスターとの直接対決が待ち受けているのですから。
 初遭遇戦ではガムート以外全て敗走(or不戦敗)という結果でしたが、そのリベンジを果たす時は刻一刻と近づいているようです。


 (続く)