初めてですよ。
 ここまで私をイラつかせたおバカ(なクエスト)さんは・・・・・・!!
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 二つ名モンスター最強クラスの燼滅刃ディノバルドと、執拗過ぎる追尾突進に定評があるドスファンゴ。その二頭をまとめてひとつの檻に詰め込んでおいて「さあ、それを倒して来てね」ってのは、なかなかどうして無茶なお話なのであります。
 特にフィールド上を縦横無尽に高速で走り回るドスファンゴが超絶お邪魔モンスターと化していて、あの連続突進をかい潜りながらクエストの本命・燼滅刃ディノバルドとやりあうのは至難の業。(てか、無理ですw)

 唯一の救いはと言えば、ドスファンゴの体力・攻撃力ともに大した事が無いということで、仮にファンゴの突進を被弾しても蚊に刺された程度のダメージに過ぎません(ただし壮絶なほどイラッとくるのですが)し、ハンターからの攻撃を集中させてやればいともあっさりと倒れてくれます。
 ので、とにかく燼滅刃からの攻撃だけは被弾しないよう細心の注意を払いしつつ、「閃光玉」を駆使したりしてまずはドスファンゴをさっさと処理。お邪魔虫を片付けてしまえばあとは燼滅刃とタイマンはるだけ・・・・・・。

 かと思いきや、ドスファンゴの死体が消滅すると同時に二頭目のドスファンゴが地面からニョッキりっと生えてきて!?

 おぅ。このドスファンゴ、無限湧き(?)するタイプなのねorz

 ぜ、ぜったいに許さんぞドスファンゴどもぉ!!
 (じわじわとなぶり殺してやる・・・・・・、というような余裕は残念ながら全くありませんが^^;)


 というわけで、まさかのファンゴ・リターンズ。(だれも嬉しくないですよ!)

 頼みの閃光玉も一頭目のファンゴ狩猟時に乱用してしまったため、もう燼滅刃の方には殆ど効果が無くなってしまっていて足止めはほぼ不可能という状況。かといってドスファンゴを無視して燼滅刃と戦うというのも相変わらず無理すぎる話ですから、この際もうファンゴがもたらす被弾地獄には目を瞑るとして「とにかく平常心、平常心。決してイラつかないこと」という事を心の中で唱えながら。地道にドスファンゴ(二頭目)⇒燼滅刃の順に狩猟し、どうにかクエストクリアは出来ました。

 クエストクリア後、三頭目のドスファンゴさんが(懲りずに)こんにちは。
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 もうファンゴには付き合いきれません(^^;)


 とはいえ、この「二つ名のオトモにドスファンゴ(しかも分断不可)」というクエスト。調べてみたところ、他の二つ名モンスターのクエスト(主に私が未着手のクエ)にも幾つか存在するらしく、特殊許可クエストをクリアしていくうえでドスファンゴは避けて通れない道ということでしょうか。

 二つ名ほどの難関モンスターの相方としてドスファンゴ登場というのは、「モンスターの格」というモノを考えると明らかに場違いにも思えるモンスターなのですが、こと嫌らしさ・鬱陶しさで言えばドスファンゴは全モンス中でもトップクラスの存在。
 このモンスターを難関二つ名モンスターのオトモに配して来る辺り、開発者さんサイドも確信犯と言うかなんと言うか・・・・・・。

 非道い仕事をしてくれますねカプ○ン!(褒め言葉)


■ 燼滅刃狩猟依頼10に挑戦! ■
 そんな感じで泣きそうになった狩猟依頼7も含め、燼滅刃ソロ狩猟自体はとくに失敗も無く順調に進んでいき、いよいよラストとなる狩猟依頼10へと辿り着きました。

 狩猟依頼10の内容は溶岩島での「燼滅刃ディノバルドと通常ディノバルドの狩猟」。最初に燼滅刃ディノが登場し、時間経過で通常種の方が乱入という狩猟依頼10お決まりのパターン。
 モンスター登場順が逆(通常種⇒燼滅刃乱入)だったら物凄く楽なクエストだったんだけどなぁなんて考えつつ、果たして通常種が乱入してくるまでに燼滅刃を狩猟できるかどうかはちょっと不安がありますね。なにせ、ここまでの狩猟依頼1~9までの内容を振り返ってみると、どう考えても燼滅刃を10分以内で狩猟できる実力は今の私には無さそうなのです。 

 とはいえ、まあやってみなければ分からねぇ、ってことで。現時点での腕試しのつもりで狩猟依頼10に挑戦してみましょう。
 装備は矛砕防具一式に武器「黎明剣斧【慧日】」。スキルは「泡沫の舞、死中に活、矛砕の魂、攻撃力UP【小】」、狩技はいつもの「エネルギーチャージⅢ、剣鬼形態Ⅲ、絶対回避【臨戦】」でクエストスタートです。

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 ハイ、ダメでした~(笑)

 燼滅刃を倒せないでいるうち、クエスト開始から15分が経過したところでとうとう通常ディノバルドが合流。燼滅刃単体相手に既に1乙喰らっていた状況だったのですが、合流した二頭の猛攻を受けてあっさり2乙、3乙でゲームオーバー。
 さすがに巨体モンスター二頭による広範囲&隙の無い波状攻撃を捌ききる事は無理でしたかorz

 それでも一応収穫もあって、クエスト出発前には「クエ開始10分経過で二頭目が乱入」かと勝手に思い込んでいたのですが、どうやら開始15分で乱入してくる仕様っぽい?
 15分という制限時間であれば、順調にいけば燼滅刃討伐がギリギリ間に合いそうな気もしますから、ちょっとだけ光明が見えてきた、かもしれません。

 さらに装備やアイテムに関して以下の点を見直し、もう一度狩猟依頼10へチャレンジです。

 ・オトモ猫は連れて行かない。(タゲ分散によるタイムロスが痛いので)
 ・狩技「絶対回避【臨戦】」を外し、かわりに「絶対回避」を採用。(マップが広いのでより機動力を優先)
 ・ 「けむり玉」を準備。(万が一、二頭合流してしまった場合の最終手段として)

 
 で、二度目の挑戦となった狩猟依頼10ですが、結局15分以内での燼滅刃討伐は間に合いませんでした。
 クエスト序盤はそこそこ調子が良かったようにも思えたのですが、やはり一度被弾するとそこからズルズルと悪循環にハマっていく傾向があるような・・・・・・。
 燼滅刃ディノバルドの何が強いかって、そのひとつの要因が「回復アイテムを使用するためのスキが少ないこと」だと思うんですよね。噛み付き攻撃(しかも火or爆破やられ付き)や、大ジャンプで一気に距離を詰めてからの強烈な尻尾叩きつけとか、どれも素早くかつ正確で、それでいてダメージもデカいという。
 おかげでクエスト中には、回復薬使用⇒硬直モーション中に燼滅刃攻撃を被弾⇒また回復薬⇒・・・・・・、みたいなループに陥ることが何度かあって、まずは安全に回復薬を使用できるタイミングをしっかり見極めないといけません。
 もちろん、そういうタイミングは幾つか存在していて、尻尾叩きつけ(二連続)や尻尾大回転攻撃を繰り出した直後は比較的安全度が高いのですが、それらの攻撃が来るのを待っているとやっぱりタイムロスが痛い、というジレンマ。まあ、根本的な話では「被弾そのものを減らさないと」ってなってくるんでしょうね。


 さて、またしても二頭合流を許してしまったわけですが(「けむり玉」作戦も失敗)、まだまだ諦めません。
 「もう少しで燼滅刃が倒れてくれるのではないかな?」という淡い希望を持って食い下がってみるのですが、やはり二頭の攻撃をかわせずにあっさり1乙献上。
 その後はフィールドを必死に逃げ回りながら、安全が確保できたことを確認してから燼滅刃に二、三回だけ攻撃⇒即離脱。という事を暫く繰り返したところ、とうとう燼滅刃が力尽きてくれました。
 二頭が合流してから、ハンターが燼滅刃へ与えた攻撃というのはわずかに10回前後でしたから、本当にあともうちょっとだけ上手くことが運んでいたなら合流前に倒せていたのかもしれませんね。

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 残った通常ディノバルドは問題無し。ということで、狩猟依頼10クリア達成の瞬間です!

 ・・・・・・けれど、まあ全体的にダメダメですね。
 トータルで被弾が多すぎましたし、グダる時間も非常に多かった狩猟内容。それに加えて二頭合流も許してしまっている現状では、とても「勝った!」という実感なんてあったものではありません。

 ちょっとこれは「これからも精進せねばならない」モンスターかな、って思います。
 (いい加減ディノバルドへの苦手意識を払拭しないとなぁ・・・・・・。)


 とまあ、個人的に「超強いんですが(白目)」という感想の(燼滅刃)ディノバルドなのですが、そこはやはりMHX看板モンスターの面目躍如ってところでしょうか?
 超強いとは言っても、それは戦っていて楽しいと感じられる正統派タイプの強さを持ち合わせているモンスターだとも思います。丁寧な回避行動と弱点部位への的確な攻撃を心がければ、怯みやダウンを奪って攻撃チャンスを一気に増やす事ができるようになる(はず)ので、おそらく慣れさえすれば劇的に狩猟内容が変化するモンスターなのでしょう。正直なところ「これは良いモンスターが登場してくれたなぁ」という嬉しい気持ちもありますね。
 (問題は「ディノに慣れる」という気配が一向に無いということなのですけれど・・・・・・。)

 

 とりあえずまずは、即死級攻撃「尻尾大回転」への恐怖心を拭い去るところから始めましょうか(^^;)
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 ガチガチと鳴らされるあの甲高い金属音はトラウマ以外のなにものでもありません!


 そんなわけで、お話は「ディノバルド特訓編(仮)」に続きます。

 (続く)