<1018年7月>
 先々月に行った交神の儀で誕生した子どもが、一族のもとにやってきました。
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 命名「菜々季(ナナキ)」
 イツ花さん曰く「野菜嫌いのお子様」ということでしたので、「野菜も食えよ」という願い(?)を名前に込めてみました。 

 ちなみに画面右側にある「素質」の欄は、そのキャラが「今後どれだけ成長できるのか」を表すパラメータ。心・技・体にそれぞれ火・水・風・土の属性が割り当てられていて、全部で12種類の能力値が存在します。
 見ての通り、グラフ形式で表示されているためにアバウトな情報しか知ることはできないのですが、基本的には各素質のバーの伸びが良いほどその能力値が優秀だということを示しています。

 この「菜々季」くんの場合は母親が風属性の女神様だったこともあり、その母親の優秀な風の素質(とくに心と技)の継承に成功していることが分かります。
 そのほかの素質はまだまだ低いままですが、今後さらに別の神様と交神を重ねていくことで、ゆくゆくはどの素質にも穴の無い完全無欠の戦士を作り出すことも可能。……ですが、そんな超人が誕生するのはもっともっと後の代の話でしょうね。
 今はこうして神々との交神を重ねながら、じっくりと気長に一族を強化していくことにしましょう。

 そして、この子は初代当主「優雨助」にとっては待望の長男誕生でもあります。
 このゲームでは当主の寿命が尽きるたび、次の当主を一族の中から指名してあげる必要があるのですが、その際に初代当主の名前(優雨助)も一緒に次期当主に継承されていきます。
 この「菜々季」くんは現時点で次期当主候補の筆頭なので、いずれは「優雨助」の名を受け継ぐことになるわけですね。

 ちなみに次期当主候補が男の子でも女の子でも、当主に就任した時点で強制的に名前が「優雨助」に変わってしまいますので、出来ることならば「優雨助」の名は男の子の方に与えてあげたいところ。(女の子を「優雨助」と呼ぶのはちょっとね……、というわけで。)

 そのため、今回のプレイでは「優雨助の名を継げるのは(=当主の座を継げるのは)、原則として一族の男子に限る」というマイルールを設定することにします。
 「男子に限る」って辺りはやや古臭い風習を感じさせますけれど、平安時代を生きる一族をロールプレイするという意味ではリアリティもあって悪く無いルールかな、と。

 まあ、この「男当主限定」ルールだと、もし当主交代のタイミングで一族中に男子が1人もいなかったらどうなるんだ、という問題はありますが……。
 それはまたその時にでも考えることにしましょう(^^;)

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 「菜々季」くんの母神「福招き 美也」さんの容姿がコチラ。完全にネコですw
 息子の「菜々季」にもそのネコっぽい容姿が継承されている気がしないでもないところが、ちょっと面白いかもしれません。


 さてさて。こうして御多飯一族に新たな家族が加わったわけですが、新しい子供は生後2ヶ月が経過するまでは出陣することができません。
 その2ヶ月間は安全な屋敷内で自習・訓練に励んでもらうことになりますので、今回はその「菜々季」の指導役として父親である「優雨助」を指名することにしました。

 自宅訓練期間中の子供に指南役を割り当てるメリットとしては、その子供の成長速度が上がること。その半面、デメリットとしては指導役を務めた者がその月に出陣する事が出来なくなります。
 (なにせ、子供とマンツーマンでの直接指導にあたってもらうわけですからね。)


 というわけで、今月は父「優雨助」、長男「菜々季」は自宅特訓のため屋敷でお留守番。長女の「紅」は一人で「九重楼」攻略の任にあたってもらうことにします。

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 紅の職業「薙刀士」は敵一列を一度に薙ぎ払うことができ、ザコ鬼の群れを一掃してくれるため頼もしいです。

 「紅ちゃん単騎」の状態なので無理は禁物ですが、今後の交神の儀を行っていくためにも「奉納点」(※)がなによりも重要。一撃で倒せる程度のザコ鬼をせっせと狩って少しでも奉納点を稼いでおきます。
 神様との交神の際に要求されるコストで、強い神様ほど高い奉納点が必要になる。奉納点は鬼を討伐することで獲得できる。)


<1018年8月>
 初代当主「優雨助」が「羽黒ノお小夜(はぐろのおさよ)」様と交神の儀。
 このゲームでは一度に4人まで出撃が可能。今現在の一族の総員は3名、なのでまだまだ家族を増やしていき戦力の増強を図ります。


<1018年10月>
 「羽黒ノお小夜」様との間に授かった子供は、なんと双子でした!
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 双子の姐が「夜月(ヨヅキ)」、弟が「暁丸(アカツキマル)」
 双子というわりに容姿はそれほど似ていなかったので、正反対の名前を与えました。


<1019年1月>
 1019年。新しい年を迎えました。
 初代当主「優雨助」の現在の年齢は1才5ヶ月。成長のピークとなる青年期(1才2ヶ月まで)を通り過ぎ、いよいよ老年期とも呼べる年齢に差し掛かっていました。そして、そんな時の流れの無情さを示すかのように、この月を境にして「優雨助」の「健康度」がついに減少し始めます。

 「健康度」はそのユニットの寿命を現すパラメータで、若い年齢のうちはMAX(=100)の状態を容易に維持できるものの、老年期を迎えると毎月少しずつ減少し始めます。そして、この数値が下がれば下がるほど同時にそのユニットの戦闘能力低下も招くため、最終的には全く戦力にならないほどユニットが弱体化してしまうという、本ゲームにとって最も重要な、そしてゲームシステムの根幹を成すパラメータと言えます。

 そんなわけで、この健康度の低下具合から見てもどうやら次が最後の出陣機会になってしまいそうな気配の初代当主「優雨助」。彼の最後の活躍の舞台は、彼にとって初陣の場所でもある「九重楼」にしましょう。
 今まではダンジョン入り口付近での経験値稼ぎに終始していましたが、初代当主のラスト舞台となる今回はもう少しだけダンジョン奥地へ進んでいきます。

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 ダンジョンの途中に待ち受けている中ボス「七天斎 八起(しちてんさいはっき)」に初挑戦。

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 無事勝利をおさめ、そして初戦でいきなり「朱ノ首輪」をゲット。「七天斎八起」の解放に成功しました。

 中ボス以上の鬼は3月と9月を迎えるたびに何度でも復活し、そのたびに何度でも戦いを挑めるのがこのゲームの大きな特徴なのですが、今回のようにボス鬼の解放に成功するともうそれ以上そのボスが復活することはなくなります。
 この「七天斎 八起」はそれほど強くないボスで、序盤の経験値稼ぎとしてはなかなか美味しいお相手でしたから、ここで解放してしまったのはちょっと勿体なかったかもしれませんね。

 まあ、前回記事でもお話しした通り神様の解放条件なんて初見では全く分かりませんから、そこはホント運次第ってところです。


<1019年2月>
 長女「紅」が、男神「根来ノ双角(ねごろのそうかく)」様と交神の儀。

 そして、娘が執り行った交神の儀を見届けたあと、ついに初代当主が寿命を迎えてしまいました。
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 最後の遺言でゲームタイトルを回収し、初代当主「優雨助」はこの世を去りました。


 そして、当初の計画通り長男の「菜々季」が2代目当主「優雨助」を襲名。
 主人公である初代当主は物語の表舞台を降りることになりましたが、その初代当主の名前と力、そして初代の志は、こうして次代へと託されてゆくわけなのですね。


 (続く)